我が家は一条工務店で建てた平屋(グランセゾン)でして、屋根一体型の太陽光パネル(13.750kW)と蓄電池のセットを導入しています。
ようやく1年分の太陽光売電実績が出そろいましたので、1年分として記録を残したいと思います。
一条工務店で検討中の方やそうでない方で、実際どの程度売電できるの?元はとれるの?という方の参考になればと思います。
前提条件
- 太陽光パネルの容量は13.750kW
- 建物は平屋で、南側すべての太陽光パネルを配置
- 西側にのみ隣接住宅有。3方角地のため、北、東、南には日中日光を遮る建物なし
- 売電方法は余剰売電
- 買取の申請はR2で、9.9kW、売電単価は21円
- 秋~冬~春先までは常時全館床暖房オン
- 売電、買電とも東京電力
- エコキュート、蓄電池設備等は特に設定いじったりせずデフォルトのまま
- 我が家が購入した際の金額は、蓄電池とセットで約257万円(税込)
発電効率を踏まえ、可能な限り9.9kWに近い売電を行えるようにパネル容量は少し多めとなっています。
猫たちもいるので早い時期から床暖房はオンにしています。その代わり冬場は一切エアコン使ってないです。(4台もあるのに・・・)
温風無しで家の中どこにいても寒くないって最高ですね。
売電実績(2021年2月~2022年1月発電分)
年末の引っ越しでしたが、売電開始月の問題で、きちんとひと月分売電された2021/2を開始月としています。
金額の下2桁は四捨五入していますので多少の誤差はありますが、実際に電気会社から振り込まれた我が家の売電実績は以下の通りです。(2021/02~2022/01)
年月 | 金額(円) |
---|---|
2021/02 | 28,600 |
2021/03 | 28,800 |
2021/04 | 34,200 |
2021/05 | 30,600 |
2021/06 | 32,200 |
2021/07 | 24,700 |
2021/08 | 30,500 |
2021/09 | 24,000 |
2021/10 | 23,900 |
2021/11 | 26,400 |
2021/12 | 22800 |
2022/01 | 25,300 |
1年間合計 | 332,000 |
一年間で332,000円、なので毎月あたり27,600円程度ですね。
我が家はわりと電気使用量が多めなので、余剰売電でしっかり節電されたり家を空けることが多い家庭だともっと金額が上になるかもしれません。
常時PC4台つけっぱなし、リビングの有機ELテレビもつけっぱなし、深夜まで部屋の電気もつけっぱなし・・・etc。
もうちょっと無駄遣い減らします・・・
我が家は平屋ですが、3方角地で周りの建物による日光遮断の影響が出づらい分、よく発電してくれている気がします。
太陽光、蓄電池の費用は回収できる??
我が家の太陽光パネル(蓄電池込み)は257万円程度のオプションなので、単純計算で8年たつかどうかくらいで費用回収できる見込みです。
少なくとも我が家においては、今のところ買取期間内の費用回収はできそう、となりますが、太陽光パネル、蓄電池は決して安いオプションではないので、悩まれている方も多いかなと思います。
固定金額の買い取り期間も10年間と決まっていますし、そのあと買い取ってもらえないと~と思うかもしれませんが、売電する金額だけではなくて、自分の使用する電気を賄って買電額を減らしている部分もあることを考えると、実際の元はもっと早くとれる気もしてます。
また、FIT制度による固定金額買取についても、金額は下がっていますが同時に太陽光設備の導入費用も下がってきている認識です。
我が家の場合は、お金を稼ぐ為に設置したというよりは、停電時の安心が欲しいからという目的が主だったのもあって、元を取りつつ停電時の電気利用が可能で、かつその際特定のコンセントにかかわらず家中で電気が使えるのが気に入ってます。
(他社製品だと、蓄電池とか太陽光の電気を使用する際には特定の自立運転用コンセントからしか電気が取れなかったり、とかもありますね)
我が家がある地域は、去年1年間で数回停電くらってますので余計にメリットに感じるのかも?
アプリで今の発電状況がリアルタイムで見れるので、晴れの日は夫婦で少しテンションあがったりしています。(今日も売電1000円超えてるね!みたいな)
太陽光発電設備の費用は住宅ローンに含める?夢トクプラン(一条へ売電返済)を使うべき?
我が家では、太陽光と蓄電池導入費用も住宅ローンに含めており、夢トクプラン(売電による一条への返済)は利用していません。
ちゃんと売電額で初期費用返済できるかな?とか気にしたくなかったですし、そもそもの一条金利(検討時1.5%程度)が今どきの住宅ローンと比べるとやや高いので、住宅ローンの枠内で捻出できるのであればその方が良いと思ったのが主な理由です。
住宅ローンに含めた方が、住宅ローン控除の計算上もメリットになるかと思いますので、そこも気にした方がよいかもしれません。
とはいえ、住宅ローンの借入可能額等の状況次第では、銀行の融資だけで賄うのが難しいケースもあると思いますので、そういった際に太陽光発電をあきらめたくない場合は検討の余地はあると思います。(無理は良くないですが・・・・)
我が家も転職直後だったこともあり、狙った銀行でなかなか希望金額の融資が下りず、太陽光分は一条の夢トク制度使うか・・・とか考えてました。結果的には他銀行で希望額の融資を受けることができたので利用には至りませんでしたが、それがなければ利用していたと思います。
ただし、トータルの金額で本当に返済可能かをじっくり考えることが大事です。「夢トクプラン使うなら太陽光分は売電で払えるから無料みたいなもんだ」、のような感覚で安易に決めるべきではないと思います。
また自分のメモの意味も兼ねて、定期的に売電実績額を記事投稿していこうかなと思います。